初めまして、今年4月から香川にやってきた小児科後期研修医の井川と申します。
出身は大阪ですが、佐賀、広島を経てうどんの国へとやってきました。じわじわ大阪に戻っているようにも見えます。
「なぜ香川に?」とよく聞かれますが、意外と四国にはご縁がありまして。
父親の生まれは高知県(実家のお雑煮は白味噌です)、墓は徳島県、お隣の丸亀市に叔父叔母が住んでおり、愛媛県では大学の同級生と後輩が働いている、などなど。
後期研修から小児のことを広く深く修めたいと思いながらこの病院を探し当て、うどん好きだったこともあり、生活するにはいいところかなーと思いながらやってまいりました。
昔から子どもが好きで、小児科医になりたくて医者になりました。
にも関わらず初期研修では、「ここを逃したら二度と大人の医療を勉強する機会はない」という変な理由で2年間ほとんど小児に触れず、医者3年目として赴任してきましたが小児のことはほとんどわからず右往左往しておりました。
それでも先輩医師の方々の熱血指導のおかげで、少しは小児科医らしくなってきたかなと最近ようやく感じています。
小児科医として働き始めてまだ半年足らずですが、多くの子どもたち、多くの症例と接することができる環境に喜びを感じています。
ひとつの医療機関でほとんどの小児の専門領域を網羅しており、難治症例や希少疾患も続々集まってくる当院での研修は研修医としての知識固めに大きなメリットとなっていると思います。
まだまだ小児科医としては駆け出しで、学んだことの何割も患児やそのご家族に還元できているとは思えませんが、たくさんの子どもたちが笑顔でいられるよう誠心誠意頑張っていきたいと思います。