口論をきっかけに男女6人を故意に車ではねたとして、茨城県警は12日、桜川市真壁町源法寺の自称とび職中野恭平容疑者(27)を殺人未遂の疑いで逮捕し、発表した。中野容疑者ははねたことは認めているが、殺意については否認しているという。
筑西署によると、中野容疑者は11日午前0時35分ごろ、筑西市内のカラオケ店前の歩道にいた同市のアルバイト女性(26)ら6人を自分の乗用車ではねた疑い。女性は左足の骨を折る大けがを負い、ほかの5人は打撲などの軽傷を負った。
中野容疑者と友人らのグループはカラオケ店で、筑西市内の会社員男性(23)らと口論になり、グループ同士で路上でもみ合いのけんかとなった。中野容疑者は近くに止めていた自らの車に乗り、この会社員男性ら6人にぶつけたという。けがをしたうちの6人のうち、アルバイト女性ら2人は中野容疑者の友人だった。