元阪神で現在は独立リーグのBC石川に練習生として所属する一二三(ひふみ)慎太容疑者(25)が、強制性交の容疑で沖縄県警に逮捕されていたことが22日、分かった。インターネット上では、数日前から女性に乱暴をしたとして逮捕されたとのうわさが出ていた。
元阪神の一二三慎太投手(25)が、今月中旬、沖縄県警に逮捕されていたことが22日、分かった。沖縄県警は容疑の内容を明らかにしていないが、本紙の取材に「一二三慎太容疑者の逮捕は事実です。共犯の2人は未成年です。被害者のプライバシーの問題もあるため、詳細についてはこれ以上は明かせません」と認めた。婦女暴行とみられる。
一二三容疑者は東海大相模時代にエースとして甲子園に出場。2010年の夏の大会では、沖縄・興南高校に決勝戦で敗れ、準優勝だった。同年のドラフトで阪神に2位指名されて入団。キャンプ中に右肩を傷めて公式戦には登板できず、11年末に外野手にコンバートされた。
転向後も成績を残せず、一軍公式戦の出場機会を得ることができないままに15年には育成選手契約へ移行。翌16年に戦力外通告を受け、自由契約選手となった。それでも現役にこだわり、今年は石川に練習生として登録。外野手ではなく投手として再びマウンドに返り咲くことを目指していた。