15日に徳島市北矢三町2のアパートが全焼し3人が死傷した火災で、出火原因は子どもの火遊びだった可能性があることが16日、関係者への取材で分かった。県警は、県内に住む小学校低学年の男児2人を児童相談所へ連絡した。
アパートの1階部分は駐車場で、居室がある2階につながる階段が北西側にある。関係者によると、男児2人は階段付近に置いてあった段ボール箱などに何らかの方法で火を付けたようだ。火が燃え広がったため、男児の1人が家族に伝え、119番されたとみられる。
近隣住民によると、1階の北側と東側にある入り口は常時開いているため、駐車場には誰でも出入りすることができ、子どもの遊び場になっていたという。県警は男児2人から詳しい事情を聞き取っているもようだ。
火災は15日午後4時ごろ発生。鉄骨2階建て延べ約360平方メートルのアパートが全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった。いずれもアパートの住民とみられる。住民の70代女性も手や顔をやけどするなどし、重傷を負った。
城北高校近くで火事発生
— k.naoya (@k_naoya3716) 2018年3月15日
マジやばい pic.twitter.com/jQpbxobjr7
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