20日朝、千葉県大網白里市にある障害者支援施設で24歳の入所者の男性の首を絞めたとして、同じ部屋に入所する27歳の男が殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。
男性はその後死亡し、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べています。
20日午前8時ごろ、千葉県大網白里市にある障害者支援施設「クロス・スピリット」で、「入所者の男が男性の首を絞めた」と従業員から警察に通報がありました。 警察官が駆けつけたところ、この施設に入所する中島慶太容疑者(27)が同じ部屋に入所する男性の首を絞めたことを認めたため、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。 首を絞められたのはニールセン直人さん(24)で意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
警察の調べに対し、中島容疑者は「殺そうと思って首をしめた」と供述しているということです。 警察などによりますと、この施設では精神的な障害がある人などの短期入所や生活訓練などを行っていて、中島容疑者は入所しながら病院に通院していたということです。
警察は容疑を殺人に切り替えて、犯行の動機や詳しいいきさつを調べています。