11日午前3時半ごろ、横浜市神奈川区大口通の大口通商店街で、新聞配達中の男性から「路上に血だらけで倒れている女性がいる」と119番があった。

神奈川県警神奈川署などによると、女性は上半身を刃物で刺され重傷を負ったが、命に別条はない。搬送時には意識があり、「知らない男に刺された」と話していたという。

同署によると、刺されたのは同区七島町、会社員弘瀬亜結さん（34）で、事件当時は帰宅中だった。

同署は通り魔事件とみて、殺人未遂容疑で男の行方を追っている。

１７日午後１０時５０分ごろ、横浜市中区山下町の山下公園付近で「女性が刺されたようだ」と１１０番があった。女性は病院に搬送され、容体は不明。現場付近で目撃者や悲鳴を聞いた人はおらず、加賀町署は詳しい状況を調べている。

署によると、女性は複数箇所の浅い傷があり、血の跡から１００メートルほど歩いたとみられ、通報者に「刺された」と説明した。凶器は見つかっていない。

近くに住む男性（５０）は「５０代ぐらいの人が倒れて腹から血を流していた。観光客が多い時間なので驚いた」と話した。

大口商店街全面封鎖中

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