15日午前10時45分頃、埼玉県深谷市中瀬の旧上武大橋(全長約720メートル)で、「ダンプカーに橋げたが覆いかぶさっている」と、付近で工事をしていた男性作業員から119番があった。深谷署によると、ダンプカーが橋げたにぶつかり、橋が落下した。車内には男性運転手が閉じ込められており、警察や消防が救助作業を行っている。
同署の発表によると、ダンプカーは土砂運搬中だった。走行中に荷台が橋げたに衝突し、崩れた橋の一部(長さ約50メートル)の下敷きになったとみられる。
旧上武大橋は、県内と群馬県を結ぶために1934年に建設された。現在は使用されず、解体予定だった。
15日午前、埼玉県と群馬県の境にある上武大橋の橋桁の一部が落下し、橋の下を通過していたダンプカーが下敷きになりました。 警察によりますと、ダンプカーに乗っていた男性の運転手1人が救助されましたが、死亡が確認されました。